子どもが独立して夫婦二人暮らしになると、食事を作る量は少なくなります。
家族が多かった頃より、夕食作りも簡単になると思っていました。
ところが、二人分になっても、毎日の献立を考えることに変わりはありません。
買い物をして、食材を切り、料理を作り、食後には洗い物をする。
量は少なくても、夕食作りに必要な手間はそれほど減りませんでした。
「今日は何を作ろう」と考えること自体が、面倒に感じる日もあります。
そこで私は、品数や手作りにこだわりすぎず、夫婦二人の今の暮らしに合う夕食を考えるようになりました。
今回は、夕食を作るのが面倒な日に、私が無理をしないために取り入れている工夫を紹介します。
夫婦二人になって夕食作りが変わった
子どもが一緒に暮らしていた頃は、食べる量も多く、夕食には何品か用意していました。
夫婦二人になってからも、しばらくは以前と同じ感覚で料理を作っていました。
そのため、作りすぎて翌日まで残ることがよくありました。
少ない量を作るつもりでも、長年の習慣で、つい多く作ってしまいます。
買い物でも、大きな袋やまとめ売りのほうがお得に見えます。
でも、二人では食べ切れず、同じ料理が何日も続くことがありました。
今は、以前の家族に合わせた作り方ではなく、夫婦二人が食べ切れる量を意識しています。
家族の人数が変わったのですから、夕食の作り方も変えてよいのだと思うようになりました。
夕食が面倒なのは、料理だけが理由ではない
夕食作りが面倒に感じるのは、料理そのものだけが理由ではありません。
まず、毎日献立を考えなければなりません。
献立が決まったら、冷蔵庫の中を確認して、足りない物を買いに行きます。
家に帰ったら食材を片づけ、下ごしらえをして、料理を作ります。
食べ終わったあとは、食器や調理器具を洗います。
夕食を一回用意するだけでも、いくつもの作業があります。
「毎日きちんと作らなければ」と思うと、それだけで気持ちが重くなります。
夫婦二人の夕食なのだから、もっと簡単でもよい。
そう考えられるようになってから、夕食作りへの負担が少し軽くなりました。
1.主菜と簡単な一品だけでよしとする
以前は、夕食には主菜、副菜、汁物など、何品か並べなければと思っていました。
けれど、毎日何品も作るのは大変です。
今は、主菜と簡単な一品だけの日もあります。
焼き魚に冷ややっこを添える。
肉を焼いて、簡単なサラダをつける。
それだけでも、夫婦二人の夕食としては十分だと思っています。
冷蔵庫に残っている物があれば、それを加えることもあります。
食卓に何品並んでいるかより、無理なく食事を用意できることを大切にするようになりました。
2.献立を毎日一から考えない
毎日の夕食で一番疲れるのは、献立を考えることかもしれません。
何でも自由に作れると思うと、かえって迷ってしまいます。
そこで、献立を一から考えず、大まかな型を決めるようにしました。
- 肉を使う日
- 魚を使う日
- 麺や丼にする日
- 冷蔵庫の残り物を使う日
このくらいの大まかな決め方なら、窮屈になりません。
よく作る料理を繰り返すこともあります。
毎週違う献立にしなくても、夫婦が食べ慣れている料理なら安心です。
迷ったときに作る定番料理をいくつか決めておくと、「今日は何を作ろう」と長く悩まずに済みます。
3.一度作った料理を翌日にも活用する
夫婦二人分だけを作るつもりでも、煮物や汁物は少し多くできることがあります。
そのような料理は、無理に一度で食べ切らず、翌日にも活用します。
煮物は小鉢として出す。
汁物は具を足す。
残った肉や野菜を、麺や丼の具にする。
次の日のために何品も作り置きするのではありません。
一度作った物を無駄にせず、次の食事にも使うだけです。
翌日に一品残っていると、夕食作りへの気持ちが少し楽になります。
ただし、同じ物が何日も続かないように、最初から作りすぎないことも意識しています。
4.冷凍食品や総菜に頼る
疲れている日や忙しい日は、冷凍食品や総菜も利用します。
以前は、夕食はできるだけ手作りしなければと思っていました。
でも、毎日のことですから、いつも同じように頑張れるわけではありません。
総菜を買った日は、家にある野菜や汁物を添えるだけでも、夕食になります。
冷凍庫には、簡単に食べられる物を少し用意しておくと安心です。
何も作りたくない日に使える物があるだけで、気持ちに余裕ができます。
便利な物に頼ることは、悪いことではありません。
無理をして疲れてしまうより、上手に利用しながら夕食を続けるほうが、今の私には合っています。
5.丼物・麺類・鍋物を取り入れる
夕食作りが面倒な日は、一皿で食べられる料理が便利です。
丼物や麺類なら、何品もおかずを用意する必要がありません。
冷蔵庫に残っている肉や野菜も使いやすく、洗い物も少なくなります。
寒い時期には、鍋物もよく合います。
材料を切って鍋に入れれば、二人で温かいまま食べられます。
ただし、二人分の鍋は作りすぎないように気をつけています。
簡単な料理の日をつくっておくと、毎日の夕食作りに変化もつきます。
6.食材を買いすぎない
夫婦二人暮らしでは、食材を使い切ることも大切です。
大きな袋やまとめ売りはお得に見えますが、使い切れなければ無駄になります。
今は、買い物に行く前に冷蔵庫の中を見るようにしています。
家にある物を確認するだけで、同じ物を重ねて買うことが減ります。
量が多い肉や魚は、使う分に分けて冷凍します。
野菜も、二人で食べ切れるかを考えて選びます。
食材が少なすぎると困りますが、多すぎても献立を考える負担になります。
冷蔵庫の中を把握できるくらいの量にしておくと、夕食も考えやすくなりました。
7.作りたくない日は一人で抱え込まない
どうしても夕食を作りたくない日はあります。
体調がよくない日や、外出して疲れた日まで、無理に台所に立つ必要はないと思っています。
そのような日は、簡単な物で済ませたり、買ってきた物を食べたりします。
ときには外で食べる方法もあります。
夫婦二人の食事ですから、「今日は作るのが大変」と伝えて相談することも大切です。
夕食の責任を一人で抱え込むと、毎日の食事作りが苦しくなってしまいます。
作れない日があっても大丈夫。
そう考えるだけで、夕食作りへの気持ちはずいぶん楽になります。
二人分だからこそ食品ロスに気をつける
夫婦二人になってから、食材を余らせることが増えた時期がありました。
家族が多かった頃と同じ感覚で買うと、なかなか減りません。
大容量の商品が安くても、食べ切れずに捨ててしまえば、節約にはなりません。
今は、値段だけでなく、二人で使い切れる量かどうかを考えています。
余った野菜は汁物に入れる。
少し残った肉は麺や丼に使う。
冷凍できる物は、早めに分けて保存する。
小さな工夫でも、食材を無駄にすることが減ります。
二人分の食事では、たくさん買うことより、きちんと使い切ることのほうが大切だと感じています。
簡単な夕食でも罪悪感を持たなくていい
夕食を簡単にすると、手を抜いているような気持ちになることがあります。
でも、料理の品数と家族への思いは別のものです。
何品も並んだ夕食でなくても、二人で落ち着いて食べられれば十分です。
総菜や冷凍食品を使う日があっても構いません。
昨日と同じ料理が一品あっても、それで困るわけではありません。
毎日続く家事だからこそ、頑張りすぎないことが大切です。
その日の体調や予定に合わせて、作り方を変えてよい。
そう思えるようになってから、夕食を用意することへの罪悪感が少なくなりました。
まとめ
夫婦二人暮らしになっても、夕食作りがなくなるわけではありません。
量は少なくなっても、献立を考え、買い物をし、調理や後片づけをする手間は残ります。
だからこそ、二人の今の暮らしに合う方法へ変えることが大切だと思います。
毎日何品も作らない。
献立を一から考えない。
丼物や麺類、総菜や冷凍食品も利用する。
作りたくない日は無理をしない。
夕食を簡単にすることは、怠けることではありません。
食事作りへの負担を軽くして、夫婦二人で穏やかに食卓を囲む。
これからは、そんな夕食でよいと思っています。
