ふたり分の家事の分け方

ふたりの暮らし

家事は、きっちり分けていません。

夫婦のあいだで、「これはあなた、これは私」と決めたわけではありません。長く一緒に暮らしてきたら、自然と、なんとなくの形が出来上がっていました。

夫がやってくれることは、いくつかあります。

休日の洗濯物干し。仕事で着るシャツは、自分でアイロンをかける。そして、ゴミ出し。

それくらいです。

数えてみると、たいしたことはないかもしれません。でも、私にとってはじゅうぶんありがたい。

特に、自分のシャツは自分でアイロンをかける、というのは、なんだかいいなと思っています。

きっちり折り目をつけて、ハンガーにかけて。シャツには自分なりのこだわりがあるようです。

きっちりアイロンをかけたシャツを並べている姿をみると、ああ、一生懸命仕事をしてくれているんだな、と思います。

ゴミ出しは、もう何十年も夫の役目です。

朝、ゴミの日に合わせて、玄関先に出していく。雨の日も、寒い日も、ふだん通り。

最初から決めたわけではなく、いつの間にかそうなっていました。

私が、「ゴミ出しはお願いね」と言った記憶もありません。たぶん、最初のうちに何度か夫が出してくれて、それが自然と続いて、定着したのだと思います。

決めごとにしなかったから、続いているのかもしれません。

ルールにしてしまうと、やる方も、やらない方も、どこかで窮屈になる気がします。

「今日はゴミの日だから出さなきゃ」ではなく、「いつもの朝、ゴミを出す」。それくらいの感じで、たんたんと回っている。

そんなふうに、長く続いています。

私のほうは、毎日のごはん、掃除、買い物、こまごました家のこと。

ほとんどのことは、私の手から出ています。

でも、これも「私の担当」と決めているわけではないんです。たまたま、私のほうが家にいる時間が長くて、流れでそうなっている。

もし夫が定年退職して、家にいる時間が増えたら、また形は変わっていくのかもしれません。

そのときは、そのときで、またなんとなくの形を作っていけばいいんじゃないかと思っています。

ふたり分の家事の分け方は、本当に夫婦の数だけある。

きっちり半々の家もあれば、どちらかが多めの家もある。曜日で分けている家もあれば、得意なことを担当する家もある。

どれが正解、ということもありません。

うちの場合は、たまたまこの形が合っていました。

長く一緒にいるうちに、お互いがいちばん楽な形に落ち着いていく。

そんなふうに、ゆっくり育てていけばいいのかもしれませんね。

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