電車に乗る時間

ひとりの時間

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電車に乗っているとき、私はほとんどずっと、窓の外を見ています。

娘の家に遊びに行くとき、新幹線に乗ります。少し遠くまで出かけるときは、特急に乗ります。

どちらも、目的地に着くための移動時間ですが、私にとっては「窓の外を見るための時間」でもあります。

山、田んぼ、川、歩いている人の姿。同じ路線に何度乗っても、見える風景は少しずつ違います。

季節が変わると、田んぼは茶色だったり緑だったり黄金色だったりする。山の色も変わる。畑に何が植わっているかも、時期によって全然違う。

特急の窓から見える風景は、新幹線より少しゆっくりで、人の姿までちゃんと見えます。畑仕事をしている人。犬の散歩をしている人。

こういう人たちの姿を見ると、のんびりした気持ちになります。

自分の知らない場所で、自分の知らない人が、今日も暮らしている。

当たり前のことなのに、電車の窓から見ると、なぜかじんわりと胸があたたまります。

都会を走る電車に乗ると、また違う楽しみがあります。窓の外の看板を見るのが面白い。知らない会社の名前、知らないお店の広告、色とりどりに主張していて、賑やかです。

電車に乗るときは、いつもお茶と、小さなノートを持っていきます。

お茶は、窓の外を見ながらゆっくり飲む用。小さなノートは、何か思いついたことを書き留める用です。

私が使っているのは、トラベラーズノートのパスポートサイズです。

革の表紙が、少しずつ自分の手に馴染んでいきます。最初は値段が高く感じましたが、長く使えるものなので、結果的には安かったと思っています。

このサイズがちょうどいいのです。バッグにすっと入って、電車の中で膝の上に広げても邪魔にならない。

🔽 私が使っているトラベラーズノート。相棒になってくれるノートです。


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移動中は、不思議と頭が整理される時間でもあって、家では出てこなかった考えが、ふと浮かんだりします。

それを忘れないうちに、短く書いておく。あとで見返すと楽しいものです。電車がゆれて歪んでしまった字も、また面白い。

これまで電車に乗るのは、いつも「どこかに行くため」でした。目的があって、到着地があって、その間の時間として電車がある。

でも、一度、目的なく電車に乗ってみたい、と最近思うようになりました。

行き先を決めず、適当なところで降りて、知らない駅の周りを少し歩いて、また戻ってくる。そういう一日を作ってみたい。

小さな夢ができました。近いうちに叶えましょう。

到着地のない電車の時間は、きっと、普段とは違う風景の見え方をするだろうなと思っています。

電車に乗る時間は、私にとって、何もしていないように見えて、実はたくさんのことを受け取っている時間です。

窓の外の景色と、お茶と、小さなノート。それだけあれば、どこへ向かう電車の中でも、いい時間になります。


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